青森県平川市出身。中学生のときにNHK朝ドラ「あまちゃん」を見て俳優を志し、地元で芸能活動を開始。その後、上京して私立高校の芸能コースに進学した。自主応募制による推薦入学者選考で慶應義塾を受験、「もし合格できなかったら、芸能活動に専念するつもりでした」。日吉キャンパスの中庭で友人とお弁当を食べたり、総合教育科目でこれまで知らなかった学問分野への関心を育んだりと学生生活を満喫。映画、舞台、テレビドラマ、CMなど多忙な日々の中でも、大学に来ると「ふつうの自分でいられる」と話す。現在、シェークスピアの悲劇『タイタス・アンドロニカス』を題材に英語での卒業論文に取り組んでおり、「いつの日か自分もシェークスピア劇を演じたい」と目を輝かせる。
(広報誌『塾』2023 AUTUMN(No.320)「Portrait」掲載時点)